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これからの企業経営と専門家の役割

新潟の経営コンサルタント、中小企業診断士の中俣です。

今回は、舵取りがますます難しくなってきた企業経営とそれをサポートする専門家の役割について考えてみ
ました。

いいものを安く市場に提供していればそこそこ商売が成り立っていた時代と違い、これといった成功の方程
式がつかめない今日では、今までの常識や延長線で単純に考えることができなくなってきました。

これからの企業経営を考える上で最も重要なことは、企業を取巻く外部環境の現状認識をしっかり持ち、長期
的な視点で経営の方向性・ビジョンをしっかり見定めることだと考えます。

経済成長率で見れば、安定成長の時代から、91年以降、低成長時代に完全に移行しており、開廃業率で見て
も、86年以降、廃業率が開業率を上回る時代が続いています。また、人口推移の視点から見ても05年以降
人口減少社会になっており、日本は完全に成長社会から成熟社会に移行しています。

このように社会経済環境は大転換期を迎えて久しいことは疑いのない事実であり、今までの成長経済を前提に
した常識・セオリーでは通用しません。既存のほとんどの産業が市場縮小・供給過剰状態に陥っている時代に
おいて、創業あるいは新規参入を試みようとする企業も、「技術及び販路基盤の確立」、「資金援助」のみで
は事業を成長軌道に乗せることはもはや困難であり、近年、創業後まもなく倒産する企業が増加傾向にあるの
はその理由によるものと考えます。

グローバル化、高度情報化、スピード化の目まぐるしい進展と恒常的なモノ余りにより圧倒的な消費者優位が
続く時代においては、戦略的な経営構想力やマネジメント能力といった経営のプロフェッショナル性がなけれ
ば勝ち残ることが難しくなっています。

このような時代において、経営を支援する側に求められるものについても、技術指導や販売支援のみならず、
財務、金融、マネジメントなどのあらゆる側面からのサポートが必要になってきます。

ところが、公的な支援機関などの支援メニューを拝見すると、部分最適中心の考えからほとんど変わっていま
せん。しかし、残念ながら部分最適を積み重ねても全体最適にならないのが現実です。

企業再生の分野についていうと、まさに「コンサルティングの総合格闘技」と一般に言われており、事業、財
務、税務、法務、金融などの広範かつ実践的な知識の裏付けと数多くの臨床経験に基づく判断力が要求される
分野だと思います。

私も含め、それに携わる専門家については、部分的・表面的な支援でなく、経営者のプロフェッショナル性を
高めるための総合的・本質的なコンサルティングのニーズが高まってきており、それを実践するために日々学
び続けていくことが宿命と実感しています。
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テーマ : 経営コンサルタント
ジャンル : ビジネス

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Author:ターナル
ターナルアンドパートナーズ代表
中俣誠です。
 中小企業診断士
 認定事業再生士(CTP)
 金融機関在籍20年

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