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社員の心、感情の重要性

新潟の経営コンサルタント、中小企業診断士の中俣です。

本日は、業績/成果と人の心/感情についてのお話しです。

業績を上げたい場合、立派な戦略を練っても、完璧な計画を作っても、それだけでは何も変わりません。
全ての結果は、「行動の結果」なのです。ですから、結果が出ないとき、それは戦略や計画に原因がある
というより、行動を引き出せなかったという原因による場合が多いのです。

事業計画、経営改善計画を作る会社が増えてきましたが、ほとんどの会社で計画通り行きません。
それはなぜでしょうか? それは、「行動を引き出す計画」が計画に織り込まれていないからです。

それでは、「行動を引き出す」とは何でしょうか? それは「感情を動かす」ことです。人は、それが
「正しい」から動くのではなく、「やりたい」と思うから動くのです。いくら正しいこと、やるべきこと
でも、人はやりたくないものはやりません。「やったことにしている」だけです。

業績を上げることは、社員の心を動かすこと。すなわち「リーダーシップ」そのものだと思います。

しかし、人の心をマネジメントすることは難しく、私は「芸術」に近いものがあると思っています。
それは、人間が心理、感情の動物であり、さらにその感情を揺さぶり続ける必要があるからです。

労務管理の手法はいくつもありますが、評価だ処遇だという以前に、経営者の考え方をすべての従業員に
しっかり伝えることが決定的に重要だと考えます。

従業員へのコミュニケーションを怠っている経営者を拝見する機会がが少なくありませんが、それは、
従業員を単なる生産要素、原材料の一部としか見ていないのかもしれません。それでは、従業員は船長の
言うことをききませんし、目的地に到達することもできません。従業員のせいにするのはお門違いです。

従業員のモチベーションを維持しながら、必要な経営改革を行うのが経営者の務めですが、そのためには
心の底から従業員を重要な存在だと位置づけて、行動でそのことを示し続けないといけません。

従業員は経営者と同様、感情のある人間であり、こちらの本音をすぐに読み取ってしまいます。
経営者が本気で信念を貫き通す覚悟がないと、いっぺんに人心は遠のいてしまいます。本音で重要だと
思っていいる従業員に対して本音のコミュニケーションを続け、彼らの心を共振させるようにしましょう。

その仕事は経営者・リーダーにしかできません。コンサルタントと言えども、外部の人間では到底できません。

テーマ : 経営コンサルタント
ジャンル : ビジネス

リースの支払猶予について

新潟の経営コンサルタント、中小企業診断士の中俣です。

本日は、リースの支払猶予についてのニュースです。

中小企業の返済猶予(いわゆるリスケ)については、昨年12月の金融円滑化法(モラトリアム法)施行
以来、当初の予想以上に金融機関の対応が柔軟になっていると実感しているところです。

しかし、同じ金融債務であるリース会社からのリース債務については、この法律の対象外であり、「原則、
条件変更対応不可」という対応が多いのが現実でした。

せっかく金融機関から条件変更に応じてもらっても、製造業のようなリースの支払負担が大きい企業では
資金繰りの悩みが解消せず、再建の足かせになっているケースも少なくありません。

そうしたところ、経済産業省からリース事業協会に対して、4月16日付で「中小企業に対するリースの
支払猶予について」と題する要請がありました。

主な内容としては、「・・・経済産業省は、リース会社に対し、中小企業からリースに関する支払猶予や
契約期間延長等の申込みがあった場合には、柔軟かつ適切な対応を行うよう要請することとしました。」
とあります。 くわしくは:中小企業庁ホームページ をご覧ください。

デフレ経済では、ほとんどの企業が売上減少によるキャッシュフロー不足に陥っており、返済条件が実力
以上の設計になってしまいました。

今回の要請は法律とは違い強制するものではないと思いますが、日本経済(特に地域経済)の回復のため、
リース会社からも一役かっていただければありがたいものです。

テーマ : 企業経営
ジャンル : ビジネス

企業再生と私

新潟の経営コンサルタント、中小企業診断士の中俣です。

最初のブログですので、私が企業再生の道を志したときのことをお話しします。

03年3月、新潟の地方金融機関の審査部に転勤が決まっていた私は、当時の審査部長
から、「企業支援チームを作って立上げなさい。何をどう作るかはあなたが考えて、
企画しなさい」と言い渡されました。

その当時は参考となる前例も少なく、産業再生機構も再生支援協議会も産声を上げた
ばかりで、「企業再生」の名がつく書籍も書店に1冊しかありませんでした。

思考錯誤の中からオリジナルの「企業支援マニュアル」を作り、支店長や融資担当者
を集めては、研修、研修、研修…の毎日。「忙しいんだからこんなことやってられな
いよ」と陰で言われて孤独感に苛まれた日々。

自分が担当する支援企業に行っても、経営者は危機感なし。経営幹部はやる気なし。
板挟みでもがきながら、「企業再生は理屈だけではだめだ。感情を動かさなければ
何も動かない。」と痛感しました。そんなある日…

「決してあきらめてはいけません。決意を持って取り組みましょう!」と言っていた
時、ふと気付きました。「偉そうなことを言っている自分にその覚悟はあるのか!
そんなことを言える資格があるのか!」と。

安定した職業、安定した収入、強い立場、用意されている逃げ道…、これでは相手の
心を動かすことなんかできない。退路を断って真剣勝負をしなければ、「企業再生」
の道を究めることなんかできない。それが真実だと。

コンサルタントで食っていける人はほんの一握り。まして金融機関を辞めて独立する
しようと考える人などほとんどいない時期でした。

だからこそ価値がある。誰もやらないから自分がやる。それを証明してこそ、経営者
の心に訴えかけられる言葉が言える。その気持ちひとつでした。

あれから4年。いろいろな修羅場、いろいろな経験をさせていただき、確信に近いもの
も感じられるようになりました。

「あの会社、あの社長は今どうなっているかな?」と思うことも度々ですが、次々に
鳴る119番通報、通院患者のヘルプコールに全力で対応している毎日です。






テーマ : 経営コンサルタント
ジャンル : ビジネス

プロフィール

ターナル

Author:ターナル
ターナルアンドパートナーズ代表
中俣誠です。
 中小企業診断士
 認定事業再生士(CTP)
 金融機関在籍20年

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